
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のロゴ。9月9日、シドニーで撮影(2025年 ロイター/ホリー・アダムス)
[10日 ロイター] – 豪大手銀オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)(ANZ.AX), opens new tabが10日発表した2025年9月期決算は、キャッシュ利益が14%%減の57億9000万豪ドルとなり、ビジブル・アルファがまとめた予想平均の61億7000万豪ドルを下回った。人員削減や規制当局との和解に伴う多額の特別損失、競争と利下げによる利ざや縮小が響いた。
税引き後の特別損失は11億1000万豪ドル(約7億2128万米ドル)。3500人の人員削減関連の費用4億1400万豪ドル、証券規制当局との訴訟和解による罰金2億6400万豪ドルが含まれている。特別損失を除くと、キャッシュ利益は69億豪ドルとなる。
オーストラリア国内の個人向けおよび法人向け融資部門は、貸出と預金の量は増えたが利ざやが縮小し、利益が35%と9%、それぞれ減った。
オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は政策金利を今年3回引き下げ、住宅市場を支援してきた。しかし低金利の住宅ローン販売競争が銀行の利ざやを圧迫。ANZの純金利マージンは前年比2ベーシスポイント縮小して1.55%となった。
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