公開日時 2025年11月07日 19:45更新日時 2025年11月07日 20:16
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インド・ニューデリー中心部の路上をうろつく野良犬=2024年9月
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共同通信
【ニューデリー共同】インド最高裁は7日、全州と連邦政府直轄地に対し、教育・スポーツ施設や病院、鉄道駅などにいる野良犬を捕獲するよう命じた。地元メディアが報じた。8月には狂犬病対策として首都ニューデリーや近郊にいる野良犬の収容を命じていたが、今回は全土に拡大した。
8月の命令時には、ニューデリー一帯に推定約100万匹いる野良犬を保護施設に収容することは極めて困難との指摘があった。最高裁は予防接種や不妊手術をした上で元々いた地域で解放するよう修正していた。
その後、政府職員が公共施設の敷地内で野良犬に餌を与えているとの報告があり、今回の命令を出した。最高裁は公立・私立学校や公共交通施設などへの野良犬侵入を防ぐため、8週間以内に壁で安全を確保するよう指示。不妊手術を施した犬を同じ場所に戻さないようにも求めた。
インドでは野良犬による被害が深刻で、10月にはニューデリーで開かれていたパラ陸上世界選手権の練習中、日本とケニアのコーチが野良犬に相次いでかまれた。