公開日時 2025年11月01日 05:00更新日時 2025年11月01日 06:36
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市街地上空(資料写真)
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新垣 若菜
東京商工リサーチ沖縄支店は31日、県内建設業の2024年度完成工事高ランキング(年間10億円以上、24年4月~25年3月期)を発表した。ランク入り企業は4年ぶりに前年度を上回り、前年度比9・8%(20社)増の224社で、20年度に次ぐ2番目の多さ。
完工高総額は同11・3%(593億900万円)増の5839億9600万円で過去最高を更新した。防衛関連に絡む国発注工事が高水準を維持し、西普天間地区琉球大病院など大型工事も好調で増加につながった。
ランキング企業224社の前年度比の成長率はプラス12・1%で、2年連続のプラス成長となった。

224社のうち、増収が161社で全体の71・8%を占め、23年連続で半数超えとなった。減収企業は63社で、完工高が10億円未満となりランク落ちしたのは32社だった。
上位10社の完工高合計は前年度比10・6%(175億9900万円)増の1827億6300万円。完工高総額に占める上位10社の割合は31・2%で前年度の31・5%を0・3ポイント下回った。
首位は40年連続で國場組。PGMゴルフリゾート沖縄、ジャングリア、琉球銀行本店ビルの建築や米軍キャンプ・シュワブの埋め立てなど大型工事が増加したことで増収に転じ、前年度比12・1%増の316億8400万円だった。2年ぶりに300億円台となった。
2位はアメリカンエンジニアリングコーポレーション。米軍基地内の工事を多く手がけ、順位を前年より二つ上げた。3位は沖電工で7年連続で200億円台を維持した。4位は屋部土建、5位は大米建設。
6位の仲本工業は南城市つきしろIC南土地区画整理などの土木工事を手がけ、前年度比7・8%の増収で初の150億円台。7位は太名嘉組、8位は5年ぶりに100億円台となった金秀建設、9位は大城組、10位は民間建築工事が好調に推移した東江建設で、6年ぶりにベスト10入り。
担当者は国関係の工事や大型規模工事が続くとし「当分は下振れはないだろう」と見通した。
(新垣若菜)


