
10月31日、高市早苗首相は、訪問先の韓国・ 慶州で中国の習近平国家主席と初めて会談し、「率直に対話を重ね関係を深めていきたい」と述べた。写真は26日、クアラルンプールで代表撮影(2025年 ロイター/Chalinee Thirasupa)
[31日 ロイター] – 高市早苗首相は31日、韓国・ 慶州で中国の習近平国家主席と初めて会談し、両国間に課題があることを指摘しつつ、共通の利益の拡大を目指す「戦略的互恵関係」を進めていくことに期待を示した。習氏も同関係の推進に言及した上で、「中日関係を正確な軌道のもとで前に進めていきたい」と述べた。
日中首脳が会談するのは、昨年11月にペルーで石破茂前首相が習氏と会って以来。今回は韓国で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて設定した。
習主席は、高市氏が首相就任後すぐに会談したのは中日関係を重視していることの表れと評価。日本は「重要な隣国」だとし、「中日関係を長期的かつ健全的に安定的に発展させることが、両国の国民、そして国際社会の期待でもあると思う」と語った。「中日の戦略的互恵関係を進めていきたい。新しい時代に合った安定的な中日関係を構築していきたい」と述べた。
高市首相も中国を「重要な隣国」と表現し、「戦略的互恵関係の本格的な推進と建設的かつ安定的な関係の構築という日中関係の大きな方向性を改めて確認したい」と話した。「日中間には様々な懸案と課題があるがそれらを減らし、具体的に成果を出していきたい」とした上で、「習主席と率直に対話を重ねて関係を深めていきたい」と語った。
両氏はこの日、会談に先駆け現地であいさつを交わした。高市氏は習氏と笑顔で向き合う写真を交流サイトのXに投稿し、「APEC首脳会議前に、控室で中国の習近平国家主席と挨拶を交わしました」と書き込んだ。
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