秋季高校野球奈良大会 準決勝   智弁学園9―0郡山(7回コールド) ( 2025年10月4日 )

<智弁学園・郡山>7回コールド勝利に貢献した智弁学園・杉本(中央)は試合後の整列に向かう
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 智弁学園が決勝戦に駒を進め、上位3校が出場できる近畿大会(10月18日開幕)の切符を手にした。

 最速146キロのエース左腕・杉本真滉(まひろ=2年)が被安打2、12奪三振で完封勝利。試合後は喜びを見せることもなく、冷静に列へ並んだ。

 「地面が緩かった分、うまく修正していかなきゃダメなので。その修正ができたかっていったら、あんまりできていない。どんな状況でも対応できるようなピッチャーになっていけるようにと思います」

 立ち上がりは前夜から降り続いた雨の影響で緩んだマウンドを気にする様子を見せていた。それでも威力ある直球を軸に順調にアウトを重ねていく。4回の3死目から6回2死まで7者連続三振を奪い、5回は振り逃げの打者を含む1イニング4奪三振の珍記録もついてきた。

 「たまたまですね(笑い)。三振でリズムができたので、それも含めていい流れでいけたのはよかったと思います」

 今夏の奈良大会でもエースナンバーを背負ったが、決勝戦で天理に敗れ甲子園出場はならなかった。そこから投球の幅を広げるため、新たな球種も習得したと明かす。

 「夏にああいう形で負けてしまったんで、先輩たちの思いや悔しさを背負って頑張りたい。(奈良)1位で行って、近畿大会もてっぺんを取れるように」

 5日の決勝では天理と再戦する可能性もある。登板機会があれば、リベンジする絶好の舞台だ。

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