人口10万人あたりの飲酒運転による人身事故が全国ワーストとなる中、山梨県警は取り締まりの強化に乗り出しています。

 飲酒運転に目を光らせる県警の特別部隊に密着。摘発の現場を取材しました。

 山梨県警は1日からの10日間、特別部隊を編成し、集中的に取り締まりを強化。

 夜から未明にかけて、山梨県内各地の道路を巡回し、飲酒運転に目を光らせています。

 そんな中、4日午前1時半過ぎー

 甲府市内を巡回していた覆面パトカーが1台の自転車に気付きました。

捜査員A
「この自転車怪しいかもしれないですね、飲み屋なんですけど」
捜査員B
「ふらついてるね」
捜査員A
「ふらふらしてません?」
捜査員B
「自転車の運転手さん止まってもらえますか、自転車の運転手さん」

 自転車に乗っていたのは中年とみられる男性です。

捜査員
「こんばんは警察です。ちょっと後ろから見たら、だいぶふらふらして」
捜査員
「お酒とか飲んでます?」
男性
「ちょっとだけ」
捜査員:
「ちょっと飲んでる?」

 体内のアルコール濃度を測定するため、近くの駐車場に移動します。

捜査員
「そしたら、これに息を大きく吹き込んでください。そしたら、これに差します。そしたら、どのくらい飲んだかが分かります」
男性
「1本ぐらい」
捜査員
「1本ぐらい?」

 飲んだのは1本だけだと話す男性。

 しかし…

捜査員
「結構出てる」
「なにをどのくらい飲んだの?」
男性
「1本くらいだって」
捜査員
「1本じゃ出ない。この数値は」

 男性の呼気からは、基準値の3倍を超えるアルコールを検出。

 酒気帯び運転の疑いで摘発されました。

山梨県警 交通指導課 依田裕之次席
「現在、飲酒事故率が全国1位であるということは、裏を返せば、飲酒運転事故の被害者を生み出す確率が1番高い県が山梨ということです。強力に取り締まりを行っていきたいと思います」

 県警による飲酒運転の集中取り締まりは今月10日まで行われ、年末年始に向けて、取り締まりを強化していきます。

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