思いをかたる副島満さん=7日午後9時51分、多久市北多久町の山犬原公民館

 元派遣社員の副島満さん(67)=北多久町=は2度目の挑戦も実らなかった。1人でも多く知ってもらおうと地道に活動を続けたが、得票にはつなげられなかった。7日夜、事務所で「後悔しないように取り組んだが力不足だった」と肩を落とした。

 若者の人口流出に危機感を持ち、市外に進学する若者向けの奨学金制度の導入や短期留学の支援策を主張した。政党や団体の支援を受けず、自ら選挙カーのハンドルを握り、市内をくまなく回った。「よく頑張ったと自分を褒めてあげたい」と振り返った。

 「選挙も地域を盛り上げる一つの祭り」と落選覚悟で臨んだが、及ばなかった。(沖田日和)