核兵器廃絶を求める署名を集め、国連に届ける活動を行っている「高校生平和大使」の長崎県の代表2人がこの1年間に集めた11万筆余りの署名を届けるため、31日午前、国連ヨーロッパ本部のあるスイスに向けて出発しました。

「高校生平和大使」は高校生が全国各地で集めた核兵器廃絶を求める署名をスイス・ジュネーブにある国連ヨーロッパ本部に届ける活動を行っていて、この1年間で11万1071筆の署名を集めました。

長崎県の代表として選ばれた高校生2人が31日、スイスに向けて出発し、長崎市のバスターミナルで行われた出発式で、「核兵器廃絶への強い思いを全世界へ伝えたい」などと抱負を述べました。

2人は広島県や北海道などのほかの地域の高校生とともに、来月2日、国連ヨーロッパ本部で署名を提出するほか核兵器廃絶を訴えるスピーチを行うということです。

長崎南山高校2年生で被爆3世の高田健士郎さんは「私たちが直接聞いてきた被爆者の声を世界中の人たちに伝えるとともに、署名などを通じて実際にスイスに行かない人たちの思いも伝えていきたい」と話していました。

長崎日本大学高校2年生で韓国籍のイェ・ソジさんは「被爆80年、被団協のノーベル平和賞受賞もあり、核兵器廃絶や平和な世界の実現を求める声も大きくなっている。被爆者の声をしっかり伝えることが大切だ」と話していました。

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