災害が起きた際、視覚に障害のある人たちにはどのようなサポートが必要か体験を通じて考える催しが南風原町で開かれました。
これは防災意識を高めてもらうとともに、視覚障害のある人たちが避難しやすい環境について考えようと、県内で活動するブラインドサッカーチームが今月23日に開いたもので、障害者と健常者あわせて40人ほどが参加しました。
このうちアイマスクなどをした状態で、非常用の持ち出し袋の中身を確認する体験では、形に特徴がない防災グッズの場合、手で触ったり、振ったりしても使い方まではわからないため、周囲の人が声かけをして説明することが大切だと学んでいました。
また、14年前の東日本大震災で被災した視覚障害のある仙台市の伊藤慎也さん(35)がオンラインで講演を行い、「避難所では音声で被害状況のほか、支援物資がどこでもらえるかなどの情報を細かく伝えてもらうとうれしい」と話していました。
参加した視覚障害のある小学5年生の女の子は、「さまざまな防災グッズがあることを知れてよかったです。細かいことも声で教えてくれると優しいなと思いました」と話していました。
この催しを開いたブラインドサッカーチーム「琉球Agachi」代表の屋良景斗さん(35)は、「災害時、視覚に障害のある人に接する際、どういったことが必要か知ってもらえればうれしい」と話していました。
