中国のインターネット検索大手、百度(バイドゥ)が20日発表した4-6月(第2四半期)決算は、減収となった。景気減速により業績が圧迫されたほか、人工知能(AI)分野での大手競合との競争が激しく、新たな成長分野への進出が難航している。
AIチャットボット「アーニー」を開発した百度の4-6月売上高は327億元(約6720億円)。アナリスト予想平均は前年同期比4%減の327億4000万元だった。一方、純利益は73億元と、予想の37億元を大きく上回った。
百度はアーニーを中核に据え、クラウドやアプリなどを網羅したAIエコシステム(生態系)の構築を目指し、クラウド部門の需要喚起を図っている。
しかし、AI分野の競争が激化する中国において、アリババグループやテンセント・ホールディングス(騰訊)といった資金力と国際展開で勝る大手企業にのみならず、機動力のあるスタートアップとの競争にも直面している。
百度の株価は年初来で約6%上昇しているが、インターネット業界の2大企業であるアリババとテンセントには及ばない。

原題:Baidu’s Revenue Dips Ahead of Intensifying Chinese AI Contest (抜粋)
