
米ホワイトハウスは、トランプ大統領が空席となっている連邦準備理事会(FRB)理事ポストにミラン大統領経済諮問委員会(CEA)委員長を指名する準備を進めている。ワシントンの連邦議会議事堂で2月撮影(2025年 ロイター/Annabelle Gordon)
[ワシントン 7日 ロイター] – トランプ米大統領は7日、ミラン大統領経済諮問委員会(CEA)委員長を空席となる連邦準備理事会(FRB)理事に指名すると発表した。自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
任期は2026年1月末までとなり、トランプ大統領によると、ミラン氏の任期終了までに、正式な後任者の選定を継続するという。
FRBは先週、クーグラー理事が来年1月までの任期を残し、8日に退任すると発表。トランプ氏は後任探しを進めていた。
またこれとは別に、ブルームバーグは複数の関係筋の話として、パウエルFRB議長の後任として、ウォラーFRB理事が最有力候補に浮上していると報じていた。
トランプ氏はパウエル議長や理事らFRBの政策当局者に利下げを迫ってきた。ミラン氏を理事に指名することは暫定的な役割であっても、トランプ氏が金融緩和を追求する上で、より直接的な道を開く可能性がある。
ミラン氏は昨年マンハッタン研究所から発表された論文の中で、FRB理事の任期短縮を含め、大統領による統制を強化する必要性を主張した。
FRBの人事は全て上院での承認が必要となる。承認手続きには上院銀行委員会での公聴会と指名承認の採決、上院本会議での一連の採決が含まれる。上院民主党はトランプ氏の指名候補に対する承認プロセスを遅らせてきた。
上院銀行委員会の民主党トップ、エリザベス・ウォーレン議員は「スティーブン・ミランはトランプ氏の忠実な支持者であり、米国民に負担を負わしている大統領の無秩序な関税政策の立案者の一人だ」と指摘。「彼が国民に奉仕するのか、それとも単にトランプ氏に奉仕するだけなのか、私は彼に厳しい質問をすることになるだろう」と語った。
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