ドイツ銀行の4-6月(第2四半期)は債券トレーディングが好調だった。米政権による関税発表を受けた市場の変動が追い風となった。
24日の決算発表によると、第2四半期の証券部門の収入は前年同期比11%増の22億8000万ユーロ(約3900億円)と、アナリスト予想の22億ユーロを上回った。
大手米銀の債券トレーディング収入は平均で14%増だった。
クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は発表資料で「第2四半期および上期としては2007年以降で最高の利益を達成できたことは非常に喜ばしい」とし、「25年の目標達成に向けて順調に進んでいる」と強調した。
ドイツ銀は24日、自社株買いの許可を欧州中央銀行(ECB)に申請したことをあらためて明らかにしたが、規模には言及しなかった。
近年強化してきたM&A(企業の合併・買収)助言や資金調達支援などの投資銀行業務による収入は第2四半期に29%減少した。債券や株式の発行を見送る企業が増えた影響で、この分野はウォール街の銀行も低調だった。
主な決算内容は以下の通り。
単位:10億ユーロ2Q 20252Q 2024Estimate収入7.807.597.67費用4.966.705.17貸倒引当金0.420.480.43純利益1.49-0.141.44普通株等ティア1(CET1)比率 (%)14.213.513.9
原題:Deutsche Bank’s Traders Join Wall Street in Riding Volatility(抜粋)
