ウクライナのスビリデンコ新首相は、ロシアによる侵攻に終わりが見えない中で財政需要を支えるため、国際通貨基金(IMF)に追加融資を求める可能性が高いと明らかにした。
ゼレンスキー大統領の側近であるスビリデンコ氏(39)は先週、ウクライナ史上2人目となる女性首相に就任。ブルームバーグ・ニュースとの首相就任後初のインタビューで、厳しい財政状況について説明した。

スビリデンコ氏(キーウで、7月20日のインタビュー)
Photographer: Olga Ivashchenko/Bloomberg
戦争により疲弊した財政で、今後2年間で必要とされる750億ドル(約11兆円)のうち、国際的な支援は現時点でその半分しか確保されていないという。
特に約160億ドル規模のIMF融資プログラムが2027年に終了予定であることを踏まえると、来月に予定されるIMFの審査で戦争長期化に対応するため新たな支援策を協議する公算が大きいとスビリデンコ氏は述べた。
「戦争が来年も続くという前提が基本シナリオとなれば、新たなIMFプログラムが設けられる可能性は非常に高い」と指摘し、8月の協議時には経済・軍事両面でのシナリオが議題となり、「新たなプログラムが妥当かどうか、またその内容がどのようなものかを見極めることになるだろう」と語った。

スビリデンコ氏
Photographer: Olga Ivashchenko/Bloomberg
原題:Ukraine’s New Premier Is Preparing to Seek a Fresh IMF Program(抜粋)
