欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は7日、フォンデアライエン委員長と米国のトランプ大統領の6日の電話会談を経て、米EUの通商合意の枠組みがまとまりつつあると述べた。
報道官は記者団に対し、「両者のやり取りは良好だった。少なくとも、大筋合意に向けた『最終局面の始まり』にある」と述べた。
EUが9日までに米国と通商合意を結ばなければ、米国向け輸出品のほぼ全てに対する関税は50%に引き上げられる。トランプ氏は、国内製造業の復活、減税延長の財源確保、他国による米国からの不当な利益享受阻止を理由に、ほとんどの貿易相手国に追加関税を課している。
EUと米国の交渉担当者は週末を通じ、大規模な関税引き上げを回避するための暫定合意をまとめる作業を行った。EU加盟国の大使らは、欧州委員会からの交渉前進の報告に備えて待機している。
ドイツのメルツ首相は先週末、フランスのマクロン大統領、イタリアのメローニ首相、フォンデアライエン氏と電話会談し、米国との貿易摩擦を回避する方策について協議した。
メルツ首相の首席報道官は7日、ベルリンで記者団に対し「時間がなくなりつつある。私は常に楽観的だが、欧州委員会は複数のシナリオを想定して動いている」と語った。
原題:EU Says It’s Closing in on the Framework of a Trade Deal With US(抜粋)
