新潟のお土産の定番『笹団子』 高齢化で笹を採る担い手不足 製造がピンチに

新潟のお土産の定番『笹団子』 高齢化で笹を採る担い手不足 製造がピンチに

新潟のお土産として欠かせない『笹団子』がピンチとなっています。
原因は何なのか。新潟市秋葉区の交流拠点施設『うららこすど』で聞きました。

『うららこすど』の直売所では、地元の野菜などが販売されていて、中でも人気なのが、多い時で1日500個も売れるという笹団子。

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およそ20年間前から販売されている笹団子は地元産にこだわっていて、秋葉区産のヨモギを使い、秋葉区周辺で採れた鮮やかな緑の笹で巻いています。

『うららこすど』の従業員
「県産の笹は色もきれいで、柔らかさが全然違うので、その辺が大きな違いだと思います。外国産は硬い」

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笹採りに協力してくれているのは現在10人ほどで、1枚5円で買い取っています。ただ、この地元の味が“存続の危機”なんです。

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『うららこすど』大倉武 支配人
「笹が入手するのが大変で、やはり笹を採る担い手が高齢化しているというのが一番の問題かなと思います」

そこで『うららこすど』は、苦肉の策で笹団子を作っている従業員自らが笹を採りに出かけています。

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『うららこすど』大倉武支配人
「加工品の製造はプラスして笹採りということで非常に肉体的に大変なお仕事をしていただいています」

この日は施設から車で10分ほどの古津八幡山遺跡近くのやぶで笹採りをします。山の管理者に許可を得て笹採りです。

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『うららこすど』従業員 水澤和美さん
「足場が大変なので、なかなか…長靴に穴が開いたこともあったんですよ」

笹採りは重労働。大人の肩の高さほどあるやぶをかき分けながら、1枚1枚丁寧に笹の葉を採っていきます。

笹採りの協力者
「運が悪いと転んだりするんですよ。そうするとなかなか立ち上がれない。でもおいしい団子を喜んで食べていただく方が多いとありがたいですね」

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『うららこすど』は笹集めに協力してくれる人を募集していて、この日は地元にある就労支援施設の利用者が初めて協力してくれました。

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就労支援施設メロディ 利用者
「きょう初めてやってみて、楽しかったなと思います。またこういう笹採りをやりたいなとは思います」

うららこすどでは地元の味をつなぐため、若手の笹採り協力者を求めています。

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