石川県加賀市の大聖寺城跡と、城下町金沢の武家文化の流れをくむ庭園が、国の文化財として指定・登録される見通しとなりました。
【写真を見る】 大聖寺城跡を国史跡 山田氏庭園・平木氏庭園を国の文化財に答申 石川県内の指定史跡は27件に
国指定の史跡となるのは加賀市に残る大聖寺城跡です。
大聖寺城は戦国時代に起きた一向一揆の拠点で、越前朝倉氏との激しい戦いがこの城を中心に繰り広げられました。
その後は、織田、豊臣両氏が支配するなど城主が変わる中、1600年には前田利長に攻められ落城しました。
大聖寺城跡は、こうした戦国時代から江戸時代初めに至るまでの政治状況を知る上で価値が高いとされています。
■山田氏庭園と平木氏庭園は「造園文化の象徴として後世に伝える価値」
また、金沢市長町2丁目に残る山田氏庭園と菊川1丁目に残る平木氏庭園は、いずれも城下町金沢と歴史的な用水に由来する造園文化の象徴として、後世に伝えていく価値があると評価されました。
国の文化審議会は20日、大聖寺城跡を史跡に指定し、山田氏庭園と平木氏庭園を登録記念物とするよう文部科学大臣に答申しました。
答申通りなら県内の国指定史跡は27件、名勝地関係の登録記念物は3件となります。
北陸放送
