愛媛県伊方町の観光拠点として設立された温泉施設、「亀ヶ池温泉」が赤字が続いていることから、伊方原発の設備の管理などを行う四国電力のグループ会社が運営会社に2500万円を出資して筆頭株主となり、経営の立て直しを進めることになりました。
「亀ヶ池温泉」は、平成19年に伊方町が建設した、宿泊施設や飲食店を備えた温泉施設で、年間10万人ほどが訪れています。
しかし、4年前に起きた火事で半焼し、その後、施設を建て直して去年、営業を全面再開しましたが、燃料価格が高騰する中、利用者は増加しておらず、昨年度はおよそ600万円の赤字になりました。
こうした状況を受けて、施設の運営会社、「佐田岬マネジメント」に対して伊方原発の設備の管理などを行う四国電力のグループ会社「伊方サービス」が2500万円を出資して筆頭株主になることになり、先月行われた運営会社の株主総会で了承されました。
これに伴って「伊方サービス」の従業員が運営会社の社長に就任し、財務基盤を強化するとともに、今後、従業員の確保やインターネットでの予約システムを整備するなどしてサービスの向上を図り利用者の増加につなげたい考えです。
亀ヶ池温泉は、住民をはじめ観光客を呼び込み、地域経済の活性化に貢献することが期待されてきただけに、経営の立て直しを進められるかが課題となります。
