参加車両と同じ年代のファッションまでを楽しむ

エントリー車両はまだスポンサーカラーなどなかった時代。そうした時代背景をも思慮したカラーリングや、モデファイやアップデートも現代の手法ではなく、なるべく当時の手法を模範とするなどの規則を設けた。また参加車両と同じ年代のファッションなど、レースへ出場するエントラントだけなく、会場の雰囲気作りを見学者含め、集まった全員で楽しもうというコンセプトでスタートしている。

2012年からは、舞台を袖ヶ浦フォレストレースウェイに移し、春と秋の年間2回の単独イベントとして開催されるようになって13年目を迎えた。

コルチナのワンメイクレースを開催

今回はさらに、ロータスおよびフォードのコルチナをフューチャーしたワンメイクレース“グリーンフラッシュ トロフィー”も行われるということもあり、訪れた見学者のコルチナもパドックの特別コーナーに展示された。シリーズによる細部の違いや、レース参加車両それぞれのモデファイなどを見比べることができた。さらには、残存数の少ないエステートモデルも見られるなど、またとない機会に多くの人たちが熱心に見学していた。

そして、今回の“フェスティバル オブ サイドウェイ トロフィー”では2024年11月に逝去されたイラストレーター、Bow.さんこと池田和弘さんを偲ぶコーナーも設けられている。

本部横特設会場にはBow.さんが描いた作品やオリジナルグッズに加えて、氏が半世紀以上を共にしたトライアンフ「TR3A」、自身もレースを楽しんだロータス「47GT」、ノートン「コマンド」、トライアンフ「T100」といった愛車たちも並べられた。

また、このロータス47GTは“グロリアス トロフィー”に出走。現オーナー関口好夫氏のドライビングにより見事優勝を飾った。

奥村純一(OKUMURA Junichi)

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