坂口健太郎が感じた日本と韓国の愛情表現の違い──「愛している」という言葉の重み

国内外のクリエイターと交流することで、自身のパブリックイメージをより意識したそう。「ムン監督たちにも“物静かなイメージがあったから、こんなに陽気な人とは思わなかった”と言われました。メイクさんからも、“私の中の坂口健太郎のイメージが崩れるからこれ以上ふざけないで!”と言われちゃって」と屈託なく笑う。

「『CODE-願いの代償-』のプロデューサーさんにも“坂口くんには悲劇性を背負わせたくなる”と言われました(笑)。これまで出演させていただいたラブストーリーも、何かしら障害のある設定が多いような気がします。自分と離れているからこそ挑戦しがいを感じるのかもしれません」

元来、彼は出会った人々が「太陽のよう」と口をそろえるような好青年だ。だからこそ、自己と他者の認識にギャップがあり続ける状態がつらくなってしまうことはないのか──。そう投げかけると、坂口はまっすぐに微笑んだ。

「僕自身、開き直るのが好きなところがあるかもしれません。“そういうものだ”と思ったら、すごく楽になるというか、手放せるところがあるので」

しなやかで、優しくて、ほれぼれするほど明るい──。本人は「もうそろそろラブストーリーはできなくなるのでは? と正直思っています。もう33歳ですから」と茶目っ気たっぷりに言うが、まだまだ期待してしまう。坂口健太郎という恒星の輝きは、これからさらにまばゆくなると。