Free青森県内4月倒産件は14件 過去3番目の多さ/帝国データバンク



2025年5月2日 19:59






帝国データバンク青森、八戸両支店は2日、青森県内企業の4月の倒産集計を発表した。負債額1千万円以上の倒産件数は14件(前年同月比9件増)と大幅に増え、比較可能な2002年以降では単月として3番目の多さとなった。負債総額は34億500万円(同31億6800万円増)。過剰債務や価格転嫁の不調など中小企業を取り巻く環境は厳しく、増加傾向が顕著になっている。

 倒産は青森市4件、八戸市、弘前市、上北郡が各2件、十和田市、むつ市、五所川原市、つがる市が各1件。法的整理別は「破産」が13件、「民事再生法」が1件。

 業種別では、建設業4件、小売業3件、サービス業とその他で各2件、製造業、運輸・通信業、不動産業で各1件。要因別では「販売不振」12件、「放漫経営」と「新商品開発の失敗」が各1件。

 両支店によると、地域や業種による明確な偏りまではなく、幅広い業態で倒産が発生している状況。単月としては08年7月と09年6月の17件、08年8月の16件に次ぐ多さとなった。

 25年の累計では計35件となり、前年同期比で16件増と倍増。リーマン・ショックの影響を受け、年間で過去最多だった08年の104件に迫るペースだ。

 青森支店の徳永博一支店長は「過剰債務を抱える中、収益が上がらずに事業停止を選ぶ『諦め型』の倒産が増えている」と指摘。現状では、企業倒産が減少に転じる要因は見いだせないという。

 







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