2025年4月17日 9:45

10日、奈良市の学校で部活動中に発生した落雷事故について、警察が17日午前、現場となったグラウンドで実況見分を行っています。警察は落雷が起きた当時、誰がどこにいたかなどを確かめ、学校側の安全管理に問題がなかったか調べる方針です。
実況見分は、落雷事故が起きたグランドで午前9時ごろから始まり、警察官19人と学校関係者5人が参加し、ドローンなどを使いながら、当時の状況を再現するなどしています。
■115人の生徒が部活動中 顧問「急に雨脚強くなり、中断か迷っていた…」
この事故は、10日夕方、奈良市の「帝塚山中学校・高校グラウンド」で、落雷により、サッカー部の男子中学生1人が心肺停止、2人が呼びかけにはっきり応答がない重篤な状態で病院に搬送されたものです。
15日時点では、3人のうち1人は意識不明の状態が続き、残る2人については意識が回復したということです。当時グラウンドでは、サッカー部や野球部など生徒115人が部活動中で、サッカー部の顧問らは「急に雨脚が強くなり、中断しようか迷っていたところ落雷があった」などと話しているということです。

学校側は、12日に会見を開き、「急激な天候の変化の中で今回については防ぎきれなかったのではないか」と説明。グラウンドには、雷を避けられるように屋根付きで140人を収容できる避雷針が2本付いたスタンドを設置していたということですが、雨が降り始めて直ぐに落雷があったため、避難する余裕がなかったとしています。
警察は実況見分により、当時の状況を関係者から詳しく事情を聞くなどし、学校側の安全管理に問題がなかったか確認を進める方針です。
最終更新日:2025年4月17日 10:14
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