独ZEW景気期待指数、4月は-14.0 ウクライナ侵攻以来の急落

4月15日、 欧州経済センター(ZEW)が発表した4月のドイツ景気期待指数はマイナス14.0となり、3月の51.6から急落した。フランクフルトで2022年7月撮影(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ベルリン 15日 ロイター] – 欧州経済センター(ZEW)が15日発表した4月のドイツ景気期待指数はマイナス14.0となり、3月の51.6から急落した。米国の関税がもたらした不確実性により、ロシアが2022年にウクライナに侵攻して以来、最も大幅な落ち込みを記録した。

ロイターがまとめたアナリスト予想は9.5だった。

ZEWのワムバッハ所長は、米国の貿易政策の不規則な変化が重くのしかかっていると指摘。「相互関税が世界貿易に及ぼす影響だけでなく、その変化の大きさが世界的な不確実性を高めている」と述べた。

VPバンクのチーフエコノミスト、トマス・ギッツェル氏は、「資本財産業が強いドイツの製造業界が特に大きな打撃を受けた」と述べた。世界の産業界は非常に不安定な状況にあり、当面、投資を延期するだろうと指摘した。

ハウク・アウフホイザー・ランペのエコノミスト、バスティアン・ヘッパーレ氏は「外部経済環境は依然として厳しく、国内経済の勢いは弱い」と述べた。独新連立政権が先週、経済を成長軌道に乗せることを目指した対策を発表したが、具体的な作業が始まる前から政党間の対立が見られることから先行きは厳しいとし「ドイツ経済は引き続き弱い状況が続く」と予想した。

現況指数はマイナス87.6からマイナス81.2に改善した。

パンテオン・マクロエコノミクスのシニア欧州エコノミスト、メラニー・デボノ氏は、現況指数は過去の水準で見て依然低いとして、昨年第4・四半期に落ち込んだGDPのわずかな回復を示唆しているに過ぎないと指摘した。

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Maria Martinez is a Reuters correspondent in Berlin covering German economics and the ministry of finance. Maria previously worked at Dow Jones Newswires in Barcelona covering European economics and at Bloomberg, Debtwire and the New York Stock Exchange in New York City. She graduated with a Master of International Affairs at Columbia University as a Fulbright scholar.

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