Image credit: Sunda Technology Global
アフリカの水環境の課題解決に取り組む Sunda Technology Global は4日、シードラウンドの追加として1億円を調達したと発表した。同社は2023年10月にシードラウンドの資金調達を発表している。
近年、アフリカは急激な経済成長を遂げているが、サハラ砂漠以南のアフリカ(サブサハラアフリカ)における農村部では3億人が衛生的な水にアクセスできず、村から離れた不清潔な溜池で水を汲んで生活している人々も多く存在する。不清潔な水による健康被害は深刻で、特に子どもの場合は下痢などにより命を落とすこともある。
また水道の整備には多額の資金、技術力、長期の工事期間が必要となるため、政府や国際援助により井戸の設置が進んだが、設置後の管理体制が十分ではなく、多くの井戸が数年で壊れて放置されている状況にある。
こうした問題を解決するため、同社が開発したのが「SUNDAシステム」だ。これは安全な水を得るための井戸を持続可能にするソリューションで、ハンドポンプ式の井戸を維持管理するための料金を、従量課金で、モバイルマネーを活用して回収するプリペイド式のシステムになっている。
ハンドポンプはウガンダ国内で6万基以上、サブサハラアフリカ農村部で70万基あるとされているが、SUNDAシステムは既設のハンドポンプに設置可能。現在、ウガンダの農村部では約300基のSUNDAユニットが設置されており、およそ10万人が同システムを利用して料金を支払い、安全な水に継続的にアクセスしている。
同社ではさらに、都市部でも利用される公共水栓向けのプロダクトの販売を開始。今回の調達資金をもとに、公共水栓向けのSUNDAシステムの量産に向けて部品開発を進めるほか、年間3,000基の製造が可能となる拠点を整備する計画だ。
via PR TIMES
