イタリア、電動キックボード規制強化 死傷事故増加で

 イタリア議会は20日、電動キックボードの運転者にヘルメット着用と保険加入を義務付け、無断駐車に対する罰金を強化する法案を承認した。ローマで2020年9月撮影(2024年 ロイター/Guglielmo Mangiapane)

「ローマ 20日 ロイター」 – イタリア議会は20日、電動キックボードの運転者にヘルメット着用と保険加入を義務付け、無断駐車に対する罰金を強化する法案を承認した。

他の欧州諸国と同様、近年イタリアでも電動キックボードの利用が急増している。一方、関連する事故のほか、規則を無視する運転者に対する苦情も増えている。

サルビーニ交通相はソーシャルメディアへの投稿で、乱暴な運転をやめるよう呼びかけ、電動キックボードにもナンバープレートを義務付け、自転車専用レーンや歩道の走行を禁止すると通告した。

国立統計研究所によると、電動キックボードが関係する交通事故の死者と負傷者の数は、2022年に16人と2929人だったが、23年には21人と3365人にそれぞれ増加した。

欧州各国も電動キックボード使用を制限している。パリは昨年、国民投票の結果、二輪電気自動車のレンタルを禁止、マドリードも9月に禁止を決めた。

  一方、賛同派は公共交通機関や他の移動手段に代わる公害ゼロで安価な手段だと主張している。

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