メジャーリーグ(MLB)のシーズンが3月18日(火)午後8時10分(現地時間)に東京で開幕する。東京でおこなわれるこの開幕2連戦で、昨年のワールドシリーズを制覇したロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスが対戦する。

どちらの先発投手も日本と世界の野球界のスターだ。ドジャースは山本由伸、カブスは今永昇太が先発する。

今永(1993年生まれ)は、2016年に横浜DeNAベイスターズでNPBデビューした左腕投手。2018年から2019年にかけてのオーストラリアン・ベースボール・リーグ(ABL)で主役を張り、2019年にプレミアムスターターとなった。WBSC プレミア12 2019では日本代表として2試合を先発。2022年6月7日、今永はNPB史上85人目のノーヒッターを達成し、2023年には最高のシーズンを過ごす。ワールドベースボールクラシック決勝ラウンドのアメリカ戦に先発。その後、NPBのセ・リーグで188奪三振を記録した。今永はWBSCプレミア12 2019 MVPの鈴木誠也とともに、2024年シーズン前にカブスのロースターに加わった。

山本(1998年生まれ)は、WBSCプレミア12 2019、東京2020オリンピック、ワールド・ベースボール・クラシック2023の日本代表優勝チームの一員である。

右腕の山本が2019年にブルペンからバファローズの先発ローテーションに転向すると、彼のNPBキャリアは伝説となった。山本は3シーズン、パ・リーグを席巻し、勝利数、奪三振数、防御率(ERA)で3シーズン連続リーグトップを記録。沢村栄治賞を3年連続で受賞したのは、殿堂入りした金田正一(1933-2019)に次いでNPB史上2人目である。山本は2021年、2022年、2023年とパ・リーグのMVPに輝いている。2023年シーズン前に大谷翔平とともにドジャースに入団した。

開幕戦を控え、山本は「開幕戦で東京ドームで対戦できるのはいつも以上に特別な対戦になる。とにかく全力でおさえられるように頑張りたい」と語った。

3月19日(水)午後8時10分(現地時間)から予定されている第2戦で、ドジャースはオフにセンセーショナルな契約を結んだ佐々木朗希を起用する。

2001年生まれの佐々木(2001年生まれ)は、時速101マイル(約163キロ)の速球で高校記録を樹立。WBSC U-18野球ワールドカップ2019に日本代表として出場した後、千葉ロッテマリーンズから日本プロ野球(NPB)ドラフト1位で指名された。

佐々木は2021年5月16日にプロデビュー。ルーキーイヤーは11試合に登板し、83.1イニングを投げた。2022年4月10日には、1994年以来となるNPB史上16人目の完全試合を達成したが、佐々木は完全試合を達成した最年少投手となった。オリックス・バファローズの打者から19三振を奪った。また、この試合で13者連続三振という世界記録も更新した。佐々木はNPBでの4シーズンで防御率2.10、394.2イニングで505人の打者から三振を奪った。2023年のワールドベースボールクラシックでは日本の優勝に貢献した。

カブスは2024年シーズン開幕戦の先発として、29歳の左腕ジャスティン・スティールを起用する。

カブスのクレイグ・カウンセル監督は「去年のワールドチャンピオンのドジャースを相手にいい試合ができると思う」と語った。

大谷は東京シリーズでは先発投手ではなく、指名打者として出場し、ドジャースの先頭打者として登録されている。東京で大谷は圧倒的な注目を集めている。

MLB.comのソニヤ・チェン記者は「賑やかな通りのどこを見渡しても彼がいる。華麗にスパゲッティを調理し、サッカーボールを巧みにジャグリングし、手首に角度をつけて高級腕時計を見せ、茶畑で遠くを物思いにふけり、そしてもちろんバットを振る。その彼とはまさしく大谷翔平のことである」と伝えている。

ドジャースのラインナップには、プレミア12 2015のベテラン、テオスカー・ヘルナンデス、ワールド・ベースボール・クラシックOBのフレディ・フリーマンとマイケル・コンフォートも名を連ねている。デイス・ロバーツ監督は、スーパースターのムーキー・ベッツはこの2試合に出場できないと発表した。

カブスのラインナップに名を連ねているのは鈴木誠也、WBSCプレミア12 2024オールワールドチームの三塁手マット・ショー、WBSC U-18野球ワールド2019オールワールドチームの外野手ピート・クロウ・アームストロングなどだ。

WBSCプレミア12決勝ラウンドを3度開催した東京ドームでMLB開幕戦が行われるのは、2000年、2004年、2008年、2012年、2019年のシリーズに続きこれが6度目。これまでアメリカ以外では メキシコ(1994年)、プエルトリコ(2001年)、オーストラリア(2014年)、韓国(2024年)の4カ国でMLB開幕戦が開催された。

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