
北朝鮮でホットドッグを作ったり食べたりすると強制労働させられるというニュースが広められているが、大本のソースはNew Zealand Heraldというメデイアの記事のようだ。
この記事では記事後半の「トッポギが禁止になった」「離婚した女性が3ヶ月の強制労働に処された」という部分はRadio Free Asia (RFA) がソースであると書いているが、肝心のホットドッグの部分に対しては「According to reports」と具体的な情報源を明かしていない。
gigazineの記事ではRFAの記事とThe Sunの記事をソースにしているが、前者はhotdogの単語はおろか食事に関する記事でさえなく、後者にはそもそも情報の出所が一切書かれていない。
RFAのサイトを検索したところ、「北朝鮮でプデチゲとトッポギが禁止になった」と伝えるNorth Korea bans 2 South Korean dishesという記事がヒットした。記事の中に「プデチゲにはインスタントラーメンでもホットドッグでもなんでも入れる」と書かれた部分はあるが、やはりホットドッグそのものが禁止になったとは書いていない。
そも、このRadio Free Asiaというのがアメリカ政府から資金提供されているためにプロパガンダのためのメディアだといぶかしむredditorも多く、例えば中国製コロナワクチンに関するデマを記事にしたり、ドラマ「イカゲーム」を北朝鮮内に持ち込んだ男に死刑判決という記事を書いて北朝鮮専門のメディアNK Newsに突っ込まれたりとよろしくない行為が実際にある。
ただし、RFAが十分信用できるメディアであるとした場合でも、今回の件に関しては「そもそもRFAのサイトにホットドッグがどうこうという記事がない」のであってやはりNew Zealand HeraldがRFAの記事を早とちりした、あるいはでっち上げたと見るのが自然であると思われる。
なおOPは信用のおける出展がNew Zealand Herald、Radio Free Asia、The Sun、gigazineのいずれかより提供された場合、いちゃもん付けたお詫びとしてホットドッグを食することを当面控える用意があることを申し上げると共に、あるredditorの「西洋人はプロパガンダをオウム返しに繰り返しながら、自分たち以外はみんな洗脳され教化されていると厚かましくわめいている」との鋭い皮肉を紹介する。
