【ニューヨーク=山本貴徳】米国のトランプ前大統領が不倫の口止め料を不正に処理したとされる事件の裁判で有罪評決を言い渡されたことに抗議し、支持者の間で上下逆さまの星条旗を掲げる動きが広がっている。ネット上では、有罪を決めた陪審員を脅迫する投稿なども相次いでいる。5月30日、米フロリダ州でトランプ前大統領の有罪判決を受けて上下逆さまの星条旗を掲げる支持者=ロイター5月30日、米フロリダ州でトランプ前大統領の有罪判決を受けて上下逆さまの星条旗を掲げる支持者=ロイター トランプ氏に近い保守系の政策研究機関・ヘリテージ財団は評決翌日の5月31日、ワシントンの本部とみられる場所に逆さまの星条旗を掲げた写真をX(旧ツイッター)に投稿した。カントリー歌手ジェイソン・アルディーンさんやトランプ氏を熱烈に支持しているマージョリー・テイラー・グリーン下院議員もSNSに載せた。

 米NBCなどによると、トランプ氏支持者の間では「陪審員の個人情報をさらせ」などといった過激な投稿も広がっているという。1日、米カリフォルニア州で上下逆さまの星条旗を掲げるトランプ前大統領の支持者=ロイター1日、米カリフォルニア州で上下逆さまの星条旗を掲げるトランプ前大統領の支持者=ロイター 逆さまの星条旗は1960年代のベトナム反戦運動などで見られ、トランプ氏が2020年の大統領選で敗れた後、支持者らの間で抗議を示すものとして広がった。アメリカ大統領選・最新ニュース