対局を振り返る斎藤八段=若杉和希撮影
竜王戦のランキング戦1組5位決定戦・丸山忠久九段-斎藤慎太郎八段戦は斎藤八段が83手で勝利し、本戦入りを決めました。。
決勝進出で「棋士」まであと1勝、奨励会員・山下三段の進撃は続く…井出五段は勝負手放つも見切られる<6組・井出隼平五段-山下数毅三段>
冷え込む朝に、丸山九段は「普段着」の半そでシャツ姿で入室。寒そうにする斎藤八段と対照的な光景でした。本局は斎藤八段が先手番で、丸山九段は十八番の一手損角換わりを採用しました。斎藤八段は金を繰り出していく対策で、稲葉陽八段の指し方を思わせました。「一手損」に対し、優秀な作戦と感じていたのかもしれません。
局後、感想を述べる丸山九段=若杉和希撮影
午後は互いに1手あたり1時間を超える長考合戦に。丸山九段が9筋、8筋から動きました。△8五飛から十字飛車を実現させましたが、犠牲も大きく、斎藤八段が冷静に攻めを見切りました。▲4六桂と据えた手がぴったりの攻防手で、後手は攻めの継続が難しくなりました。 夕食休憩時、先に対局室に戻ったのは斉藤八段。前後に体を動かしながら考慮していました。丸山九段は、再開の合図の後、対局室に戻りました。眼鏡を手に持ちながら、しばらく目を閉じて上を向いた後、眼鏡をかけて指し手を進めました。急所に馬を作り、終盤は手堅くまとめた斎藤八段。本戦に向けて「なかなか巡ってこないチャンスだと思うので、しっかり暴れたいです」と話しました。(吉田祐也)







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