天皇家で使われていた「染付皿」天皇家で使われていた「染付皿」 江戸時代の陶磁器を通じて当時の人々の暮らしを知る企画展「くらしのなかの近世陶磁器」が、大分市の大分県立埋蔵文化財センターで開かれている。同市の「府内城・城下町跡」などから出土した陶磁器約160点を展示している。26日まで。

 会場は、「揃いの器と被災資料」「いろいろな形の器」「器の修繕」の三つのテーマで構成されている。「揃いの器と被災資料」では、府内藩の家老の屋敷跡から見つかった高級な陶磁器が並び、家老の華やかな暮らしがうかがえる。 「いろいろな形の器」では、人々の豊かな暮らしが感じられ、当時の子どもが遊んでいた「飯事道具」といったかわいらしい磁器も展示されている。 「器の修繕」では、「焼継師」と呼ばれる器を修繕する職人の活動について知ることができるほか、かつて京都御所で天皇家が使っていた「染付皿」といった貴重な磁器を見ることができる。 展示を担当した同センターの吉田寛さん(61)は「遺跡から出土した近世の陶磁器に親しみ、当時の人々の暮らしや歴史を感じるきっかけになればうれしい」と話している。 観覧無料。午前9時~午後5時。月曜休館(祝日の場合は直後の平日)。問い合わせは同センター(097・552・0077)へ。

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