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沖縄でアメリカ軍の海兵隊員が強盗殺人の疑いで逮捕された事件。自民党内から「抗議だけで終わっていいのか」との声が上がったほか、アメリカでも大きく報じられています。
【写真で見る】ニューヨーク・タイムズ「海兵隊員の逮捕に日本政府が抗議」
■「実効性のある抜本的な対策を」再発防止策の徹底
警戒しているような様子はありません。白いスニーカーに黒のタンクトップ、黒の半ズボン姿。事件当日の午前3時前、ホテル周辺の防犯カメラに記録された映像です。容疑者の男とみられています。
事件は今月3日、沖縄県那覇市のホテルで、アメリカ海兵隊の上等兵、デビン・バラード容疑者(20)が39歳の女性を殺害し財布などを奪ったとして、強盗殺人の疑いで逮捕されたものです。
女性の死因は首を絞められたことによる窒息死。捜査関係者によると、警察はホテルの電話コードで首を絞めた可能性を含め捜査しています。
事件を受け、沖縄県民は。
70代
「すごい凶悪な犯罪。それをもって(米軍は)自分たちの責任を全然感じず、謝罪もしない。あまりにもひどすぎる」
40代
「あきらめていたら何も変わらない。でも(解決策は)どうすればいいのと言われたら、どうしたらいいのだろう。本当に残念」
これまで県が幾度となく求めてきた再発防止策の徹底を、古謝知事も強調します。
古謝玄太 沖縄県知事
「このような悲惨な事件が二度と起きないよう、米軍および日米両政府の責任において、日米地位協定の見直しを含め、実効性のある抜本的な対策を講ずるよう強く求める」
古謝知事は7日、高市総理らに抗議する方針です。
事件を受け、自民党は臨時の会合を開きました。
自民党 浜田靖一 安全保障調査会長
「毎回毎回抗議だけで終わっていいのか。前に進めるための議論をしっかりしていかなければならない」
複数の議員から「極めて重大な事件であり、日米の信頼関係にも影響が及びかねない」といった意見や、「在日アメリカ兵に対し、厳しい実態調査を行うべき」などの意見があがりました。
■米軍の7割が沖縄に集中「アメリカ軍駐留への懸念を再燃させる恐れ」
今回の事件について、アメリカでも大きく報じられています。
「海兵隊員の逮捕に日本政府が抗議」。ニューヨーク・タイムズは5日、こうした見出しを掲載。また、在日アメリカ軍の7割が沖縄に集中していて、「アメリカ軍駐留への懸念を再燃させる恐れがある」と指摘しています。
ワシントン・ポストも「日本国内で激しい怒りの声が上がっている」などと、影響が広がっていることを報じています。
このほかNBCテレビでは全国ニュースで事件を取り上げ、沖縄でアメリカ軍関係者による犯罪が繰り返されてきたことなどを伝えました。
今回の事件について、アメリカ海兵隊はJNNの取材に対し、「我々は日本の当局に積極的に協力しており、容疑について極めて重く受け止めている」としています。
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