島根県雲南市、官民共創ネットワーク「新しいはたらき方をつくってみよっ課」始動 – 地元の人材と全国の企業をつなぐ
島根県雲南市はこのほど、デジタル人材育成・就業支援プログラム『デジ×チャレ』の新たな展開として、全国の企業とともに新しい人材活用と働き方のあり方を共創するネットワーク「新しいはたらき方をつくってみよっ課」を開始する。
「新しいはたらき方をつくってみよっ課」ロゴ
「新しいはたらき方をつくってみよっ課」は、雲南市役所の中に立ち上がる“仮想の課”に、共感する企業や地域人材が参画する官民共創プロジェクト。
雲南市は「日本一チャレンジにやさしいまち」を掲げ、誰もが挑戦できる環境づくりを進めてきた。一方、地方では進学や就職を機に若者が地域を離れ、その後も地元で働く選択肢を持ちにくい状況が続いている。
特に、子育てや家庭環境と両立しながら働ける仕事の少なさが課題となっている。こうした背景から、雲南市は2023年からリモートワークに着目し、標準的なデジタルスキルの習得から就業支援までをつなぐプログラム『デジ×チャレ』を推進。これまでに4期の卒業生を輩出している。
デジチャレ4期で、第1期~3期の卒業生が登壇したイベント開催時の集合写真
本プロジェクトでは、『デジ×チャレ』などを通じて学んだ就労意欲が高い人材と、本プロジェクトの理念に共感する企業が“仮想の課”であるネットワークに集い、地域の人材が企業の実務に関わる機会を創出しながら、企業・個人・行政が一緒になって、これからの働き方や人材活用のあり方を模索。
企業にとっては、地域に暮らす多様な人材と接点を持ちながら、自社に合った新しい仕事の設計や関わり方を試していける機会となる。また、同じ問題意識を持つ他企業や自治体との交流を通じて、AI時代・人口減少時代における柔軟な人材活用のヒントを得られるという。
単なる採用施策や一時的な人材確保にとどまらず、地域に眠る人材の可能性に目を向け、企業の中長期的な人材活用戦略につながる実践の場を地域からつくっていく取り組みとしている。
