同社は、最大180TOPSのAI性能を備える「Intel Core Ultra シリーズ 3 プロセッサー」の登場などにより、製造業でエッジデバイスにSLMを実装する取り組みが進んでいると説明する。これにより、生成AIをエッジデバイス上で実行し、実際の製品への組み込みを見据えた活用が現実的な選択肢となったという。

 他方で、評価や検証から製品実装までを見据えた検討において、活用方法や設計の考え方に関するノウハウが十分に蓄積されておらず、支援を求める声が少なくないとして、「Try it! SLM on Edge」を軸とする支援体制を構築した。

 Try it! SLM on Edgeでは、エッジ環境でSLMを活用するための基礎理解や、ファインチューニングの考え方を学ぶ「Foundry Localトレーニング」や、専任エンジニアが顧客の製品構成や利用シーンに応じて伴走型で実装への取り組みを支援する「伴走支援サービス」を提供する。また、オプションでエッジAIに対応した検証用ミニPCも提供する。

 Foundry Localトレーニングには、Microsoftの軽量AI推論プラットフォーム「Foundry Local」を活用。生成AIの可能性を体験的に理解することから始め、製品への応用を具体的に検討するための第一歩を支援するという。

 さらに、製品への組み込むではAIモデルに含まれる独自のデータやノウハウの扱いも重要な論点になると指摘し、知的財産の保護を考慮した同社独自の仕組み「FalconVault」を開発し、2026年夏リリース予定だとしている。

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