
2026年4月28日に確認されたブッポウソウ 提供:日本野鳥の会 岡山県支部
日本野鳥の会 岡山県支部は、2026年4月28日、ブッポウソウの岡山への飛来を確認しました。野鳥の会としては、今シーズンの初確認です。
会によりますと、この日は、吉備中央町で2羽確認されました。1羽は木のてっぺん近くの枝に、もう1羽は電線に止まっていたということです。
会の記録では、ブッポウソウの初認日は、2025年・2024年が4月28日、2023年が4月29日です。ここ数年は〝ぴたり”同じ頃に飛来しています。
ブッポウソウは、「森の宝石」とも呼ばれる、ハトよりやや小さい美しい野鳥です。東南アジアなどで冬を越し初夏になると日本に来て、ペアになって卵を産みヒナを育てます。岡山県の中部、特に吉備中央町は全国屈指の繁殖地として知られています。
本来は、木の穴などで繁殖をしますが、近年、そのような場所が減り、環境省は、近い将来における野生での絶滅の危険性が高い「絶滅危惧IB類」としています。現在、ほとんどの場合、保護団体が取り付けた巣箱で子育てをしています。
日本野鳥の会は「観察の際は、驚かせて繁殖の妨げにならないよう十分に距離をとり、近くで騒いだり大声を出さないよう気をつけてください」と、配慮を呼び掛けています。
