ソウルのクーパン本社(c)news1

ソウルのクーパン本社(c)news1

【04月29日 KOREA WAVE】韓国与党「共に民主党」の国会議員約70人が名を連ねた抗議書簡が、米国大使館に伝達される。米政府がキム・ボムソク・クーパン総帥の法的安全を求め、安全保障協議のてこに使ったことに対する抗議の意味合いだ。

政界によると、パク・ホンベ、キム・ナムグン両民主党議員は27日、「米国の司法主権侵害への抗議書簡連名要請」と題する通知を通じ、こうした計画を伝えた。連名は、院内副代表のパク・ホンベ議員とキム・ナムグン議員を中心に、同日午後4時まで募った。28日午前に国会で記者会見を開いた後、同日午前11時に米国大使館へ抗議書簡を届ける。

通知には「最近、米政府がクーパン総帥キム・ボムソクの身辺安全保障を求め、これを受け入れない場合、高官級協議を中断する可能性があるとの立場まで伝えた」と記された。そのうえで「これは個別企業人の司法リスクを国家間協議と結びつけた前例のない事例であり、明白な司法主権侵害だ」と主張した。

また、米共和党所属議員54人がカン・ギョンファ(康京和)駐米大使に「韓国政府がクーパンなど米国企業に対する差別的規制を直ちに中止すべきだ」と求める書簡を送ったことにも触れ、「単なる外交摩擦や主権侵害論争にとどまらず、韓国の労働権と公正な経済秩序に悪影響を及ぼす懸念が大きい」と指摘した。

続けて「クーパンへの捜査と行政措置が進む中、特定企業の総帥に対する外交的保護要求を受け入れれば、今後、多国籍企業が外交圧力を通じて国内司法を回避しようとする前例につながる」と懸念を示した。

キム・ナムグン議員によると、現時点で連名には約70人の議員が参加した。キム・ナムグン議員は「院内指導部ではなく、議員レベルの連名による抗議書簡だ」と説明した。さらに「クーパンのロビーを受けた米国の一部議員や官僚が、韓国政府に対してクーパンを制裁しないよう圧力をかけることは、司法権への侵害だ」と趣旨を明らかにした。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

Share.