【写真を見る】揺らぐ“物価の優等生” タマゴが先月 過去最高値に 食品スーパーを直撃 更に中東緊迫化で深まる苦悩 山梨

都内の有名中華料理店出身のシェフが手がける天津飯。

シェフ:
「1食でタマゴは2個ちょっとくらい。ご飯の上にまんべんなく乗せるには必要」

カニも入って価格は税込み626円。
本格的な味と手ごろな価格を両立した山梨県甲斐市の食品スーパー パークス甲府バイパス店こだわりの逸品です。

しかし今、主役のタマゴが値上がりしています。

国のまとめによりますと、タマゴ1パック10個入りの全国の平均小売価格は先月、309円と、「エッグショック」と呼ばれた2023年の306円を超え、過去最高を記録。

過去5年の同じ月の平均価格と比べても22%値上がりしていて、鳥インフルエンザの流行があったことなどが主な要因です。

パークス甲府バイパス店 浅田章仁さん:
「当店自慢のパティシエ手作りのスイーツ」
「(スイーツ、惣菜で)大きいところでは1割くらい(タマゴで)原材料費が上がっている。それぞれ職人の工夫で影響がかなり少なくなるように努力している」

この高値は店頭でのタマゴの販売価格にも影響しています。

こちらでは、今年に入ってタマゴ1パックの仕入れ価格が高いもので100円ほど上がったということですが、販売価格を据え置いています。

パークス 浅田さん:
「来店動機としてタマゴが大部分を占めている方が多い。店内の諸経費や人件費など吸収できるところで対応している」

一方で、毎週木曜 3000円以上購入した人に渡していたタマゴのサービスを、先月から3500円以上へと500円の引き上げを余儀なくされました。

客は:
「必ず食事の時に使うのでありがたい。このまま続けてほしい」

さらに、店舗にとって気がかりなのが中東情勢が緊迫化したことによる梱包資材や輸送費の高騰です。

パークス 浅田さん:
「原油に関するものが全て値上がりが続いている状況。お客様の負担にならない範囲で店としても努力を続けている状態」

タマゴの仕入れ価格は今後の見通しも不透明で「物価の優等生」の地位が揺らいでいます。

テレビ山梨