秋田市にある秋田キャッスルホテルは、県内の病院や福祉施設にも食事を提供する事業を行っています。
ホテルとしては全国でも珍しい取り組みで、1日最大1万食を作れる新たな施設が来月から稼働します。
食を通じて地域の医療や福祉の現場を支えます。
既存のビルに大規模改修を施した、秋田キャッスルホテルの調理施設です。
セントラルキッチンと呼ばれ、1日に最大で1万食を提供することができます。
県内の病院や福祉施設から業務委託を受けて、1日約7,000食を提供している秋田キャッスルホテル。
ホテルとしては全国でも珍しく、セントラルキッチンの完成により品質の安定化や衛生管理の徹底などが期待されています。
病院や福祉施設などで提供される食事は、メディカル給食と呼ばれています。
食中毒の予防などから調理後2時間以内に提供される事が推奨されていて、これまではホテルの社員がそれぞれの施設で食事を作っていました。
来月からは、新たな施設で一括で調理して届けるスタイルに変わります。
加熱調理した食事は90分以内に3度まで冷やし、細菌の繁殖を抑えます。
さらに真空パックにすることで5日間保存することが可能になります。
食事は低温のチルド保存で病院などに届けられる予定です。
調理後2時間以内に提供するという制限がなくなり、それぞれの施設で温めて食べることになります。
3日前に作られたというサバの定食を試食しました。
田村修アナウンサー
「普通の朝定食と一緒、あっ おいしい!これ3日前に冷蔵して加熱したものですか?サバおいしい」
シェフが手掛けたホテルの味に変わりはありません。
調理後、すぐに真空・冷蔵保存することで食材に味が染み込みやすいなどのメリットも多いといいます。
秋田キャッスルホテル 岸本洋喜社長
「当社はホテルということで長年培ってきた調理技術、衛生管理のノウハウを持っております。ホスピタリティ性も考えると取り入れたサービスも提供できますので、そういった意味で秋田の地域ならではホテルならではの食事の提供ができるのではないかと考えてございます」
セントラルキッチンは来月1日から稼働する予定です。
食を通じて地域の医療や福祉の現場を支え続けます。
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