去年5月、秋田市新屋で発生した風車の羽根の落下事故を受けて事業者は発電設備の撤去作業を進めています。

きょうは風力発電の心臓部にあたる機械室、ナセルが取り外されました。

撤去作業は5月まで続く見込みです。

風車の羽根が取り外された状態から、今月2日に始まった最終の撤去作業。

25日は風の力を電気に変える機械室、ナセルを取り外す作業が行われました。

作業は午前8時半ごろに始まり、大型のクレーンを使っておよそ7時間半後の午後4時すぎに地上に降ろされました。

事故は去年5月に発生しました。

ブレードと呼ばれる風車の羽根の一部が落下。

近くで当時81歳の男性が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。

事故と男性の死亡との因果関係は今も捜査が続いています。

一方、事業者が設置した事故調査委員会は今年1月、過去の落雷によって羽根の内部が損傷したまま運転を続けたことが原因と推定した報告書を国の審議会に示しています。

26日からは高さが約80メートルある支柱の解体が始まり、5月上旬の撤去完了を目指して作業が続けられます。

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秋田は全国の中でも特に落雷が多い地域です。

国の審議会で委員を務める専門家は、「落雷によるダメージの蓄積」を考慮して部材の寿命を評価すること。それに過去の落雷事故をデータベース化し、業界全体で共有することが不可欠だと提言しています。

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