「第8回阪大万博トークイベントFinal」を3月1日(日)、大阪市北区中之島のNakanoshima Qrossで開催しました。「若者が描く未来社会~万博が私たちに残したもの、それをどう活かすか?」をテーマとし、会場には約130人が参加し、オンラインでも約70人が聴講しました。本学外国語学部卒業生の小川真由アナウンサーが総合司会を務め、竹村景子理事・副学長と、未来医療推進機構の澤芳樹理事長が、開会あいさつをしました。


多くの観客で満席となった会場


開会あいさつをする竹村理事

その後、石黒浩・基礎工学研究科教授が「いのちの未来」と題して、万博のテーマ事業プロデューサーとして出展したシグネチャーパビリオンを軸に解説。「人間がテクノロジーの力で命をどうやって広げるか、50年、100年先の人間の姿を描きました。パビリオンでは、おばあちゃんと孫娘の物語が人気を博しました。死後、アンドロイドとして残りたいか否かのアンケートもしました。孫娘から望まれたら、アンドロイドを希望する人はもっと増えるかもしれませんね 」と語りかけました。

続いて、澤理事長と石黒教授のトークが行われました。澤理事長は万博開会式を振り返り「大屋根リングの中に世界各国がワンワールドでまとまり、平和といのちの重みを感じて感動しました」と述べました。石黒教授は「ロボット、AIを正しく平和のために使うように持っていかなくてはなりません」と語りました。


基調講演する石黒教授


対談する石黒教授(左)と澤理事長

続いての座談会では、田中敏宏統括理事・副学長は学生3団体「a-tune」「阪大ローバース」「はまでいず」の活動を紹介したほか、堂目卓生・社会ソリューションイニシアティブ長は、 「いのち宣言」の発信 について発言しました。また、松﨑典弥・工学研究科教授は 展示した培養肉 の今後の展開について語り、 MeWプロジェクトを展開する 杉田映理・人間科学研究科教授からも、万博内での取り組みについてそれぞれ発言しました。


座談会で各教員が、万博の意義を語りました

休憩の後には、学生によるプレゼンテーションがあり、最後にパネルディスカッションを行いました。万博テーマ事業ディレクターを務めた澤田裕二さんが「各国の万博に48年間かかわり、今回も『万博は人生最大のチャンス』と言い続けました。阪大の関係では、MeWプロジェクトで男性が月経について考えるようになり、 WAKAZO は『死』を取り上げることによって『いのち輝く』というテーマを浮き立たせてくれました」などと評価してくださいました。


ブラジル館の記念ポンチョを着て行ったパネルディスカッション

閉会後、万博推進室のメンバーが、約6年にわたる活動を一人一人振り返り、3月末に出版予定の書籍「阪大も輝いた大阪・関西万博」を紹介しました。この本は今後、大阪の主要な図書館に寄贈する予定です。


3月末に出版される「阪大も輝いた大阪・関西万博」(非売品)


スタンプコーナーを彩った本学「ワニ博士」とミャクミャクのぬいぐるみ


多彩なスタンプが専用台紙に押されました

〈関連リンク〉
・大阪大学×SDGs |【イベント開催報告】2026年3月1日(日)、阪大万博トークイベントFinal「若者が描く未来社会~万博が私たちに残したもの、それをどう活かすか?」を開催しました
https://sdgs.osaka-u.ac.jp/news/7580.html