注目の若手アーティストが新作を発表
東京・谷中にオープンする「スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂」の柿落とし展「Karin Hosono + 真田将太朗 + YU SORA 3人展」が、3月28日から6月28日まで開催される。「谷中(YANAKA)」を共通テーマに対話を重ねた3人のアーティストが、抽象画・具象画・立体それぞれの表現による新作を発表する。
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「藝と珈琲の交差点」をコンセプトに掲げる「スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂」は、3月28日にオープン。店舗は2階建ての木造建築で、コーヒー体験と若手アーティストによる現代アート作品の表現が交差する場となる。1階と2階をつなぐ壁面には、ギャラリーウォールとして様々な作品を展示。店舗の建築設計は谷中を拠点とするHAGISOが手がけ、御殿坂に大正時代から受け継がれてきた看板建築の町並みや、谷中に点在する路地のようなアプローチを設け、谷中エリアに調和する店舗作りを目指した。
Karin Hosonoは2002年、神奈川県生まれ。多摩美術大学油画専攻卒業。10歳の頃から一貫して「猫」をモチーフに制作を続け、長年の探究を通して独自のフォルムと表現へと辿り着く。また、近年はこれまで培ってきた観察眼や猫と触れ合うなかで得た感覚を生かし、立体作品の制作にも取り組んでいる。
真田将太朗は2000年生まれ。東京藝術大学美術学部を卒業後、東京大学大学院学際情報学府修士課程に在学中。現実の風景を極限まで抽象化し「新しい風景」の創出をテーマに制作を続ける。またAIとの共創を通じた表現の拡張など、絵画における「創造性」の概念を探求している。
YU SORAは1987年、韓国、京畿道生まれ。2020年に東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修士課程を修了。日本と韓国を拠点に、災害や事故などで突然失うこともある日常や些細な日々をテーマに制作。白く柔らかい布に黒い糸で刺繍を施し、日常の風景を記録するような立体・平面作品を通じて、日常とは何かについて問い直すような空間を作り出している。
歴史、文化、芸術が豊かに息づく谷中に、新たに誕生したコーヒーとアートが交わる場。本展は、その記念すべき柿落としにふさわしい3人展になるだろう。
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