2026年4月1日から16歳以上を対象に自転車の交通違反に対して反則金を科す「青切符制度」が導入されます。自転車での交通違反の危険性や「青切符」反則金について取材しました。
3月23日、高知市の県庁前交差点で自転車を利用する人たちに自転車の青切符制度について知ってもらおうと警察官らが街頭指導をおこないました。
また、自転車の車道の右側通行や一時不停止などに対し正しい通行方法の指導も行われました。
4月1日から自転車の「交通反則通告制度」が導入され、16歳以上を対象に「悪質な自転車の交通違反」に対して「反則金」が科せられます。いわゆる「青切符」です。
街の人に青切符導入について聞いてみるとー
■自転車利用者
「車道を走るときに不安です。怖くて走れない」
「イヤホンだったり無灯火だったりとかは気を付けたい」
「今まで守ってきているはず、学校の授業とかでもやらないんで、そういうの一から教えてもらわないと。自転車通学やめようかな」
高知県警本部・交通企画課の濱川昌也さんに4月から自転車の取り締まりがどう変わるのか聞きました。
■高知県警本部・交通企画課の濱川昌也さん
「警察官が(自転車利用者の)違反を認知した場合、基本的に「指導」「警告」を行う方針は4月1日以降も変わりません。ただし、歩行者や周囲の自動車にとって危険性が高い・迷惑性が高い・また、交通事故の原因となるような違反に対しては「青切符」を適用することがあります」
この青切符制度、自転車を利用する人たちの規範意識を高め、事故を防ぐ目的で導入されます。
■井上琢己アナウンサー
「自転車の違反行為は113種類。どんな行為が、青切符の対象となるのか。警察官に実演してもらいます」
まずは携帯電話を使用しながらの運転、「ながらスマホ」反則金は1万2000円です。
■高知県警・濱川昌也さん
「ながらスマホは片手運転になったり携帯に目がいってしまって周囲の交通状況が気づかなくなったりして大変危険ですので、反則行為の中でも最も高額の反則金となっている」
自転車は「車道」を走るのが原則、左側通行です。なので車道の右側通行は逆走となります。こちらは反則金6000円、歩道を通行した場合も6000円です。
歩道を走る行為も違反行為になりますが、次のような場合は歩道を通行ができるんです。
それが、「普通自転車歩道通行可」の標識です。
■高知県警・濱川昌也さん
「その標識があるところでは歩道上の中央から車道寄りを徐行することができます。特に13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者は無理に車道を通ることなく歩道を通行してもらいたい。また年齢関係なく車道の通行が事故の危険性があるという状況であれば歩道を通行できます。ただし歩道上は歩行者優先ですのでくれぐれも歩道上でスピードを出すことなくゆっくりと通行してください」
歩道通行可の標識がある場所は通行する方向に定めはないのでどちら向きでも通行できます。
そのほか、信号無視は6000円。
「とまれ」の標識がある場所での一時不停止は5000円、イヤホンの装着は5000円、周りの交通情報の音を聞き漏らし、運転者本人が事故に遭うなど危険性が高まります。
傘さし運転や無灯火も5000円、並走や、2人乗りは3000円の反則金です。
高知県警によりますと、高知県内で2025年の1年間に発生した人身事故830件のうち、自転車が絡む事故は約2割の152件です。そのうちの8割から9割はなんらかの自転車の違反が認められるというのが実情だそうです。
■高知県警・濱川昌也さん
「自転車を運転するということは対自動車の事故を起こせば自分がけがをする、また対歩行者の事故だと相手に怪我をさせてしまうということがありますので、そういった事故につながらないように第一にルールをしっかり守る。第2に安全に運転することが大事だと思う」
4月1日から始まる自転車の青切符制度。忘れてはいけないのが自転車は車両だということ。今まで意識していなかった標識やルールを確認し、安全な運転で高知の街を走りましょう。
