
21日静岡市の山間部で土砂崩れが起き、一時79人が孤立状態になりましたが、土砂の撤去が終わり23日県道が一時的に開放されました。
21日静岡市葵区田代で道路わきの斜面が幅20メートル、高さ70メートルにわたって崩れ、県道を塞ぎました。この影響で、3つの山小屋に宿泊していた観光客やリニア工事の関係者ら79人が、一時孤立状態となりました。
●進士陸斗記者:
「きのう土砂崩れのあった現場ではショベルカーなどによる土砂の撤去作業が行われています」
静岡市は22日、崩れた土砂の撤去を始めたほか、迂回ルートを確保し希望した4人を徒歩で下山させたということです。
●船引とわ記者:
「土砂崩れから2日が経ちました。道路はいまだ通行止めとなっていますが、きょう孤立した方々の下山が始まっています」
さらにきのうまでに土砂の撤去作業が終わったため、午前10時と午後1時からの1時間ずつ県道を開放。下山を希望した車16台とバイク3台が県道を通過したということです。
これで取り残された観光客全員が下山しました。
土砂崩れの原因について静岡市は「凍っていた土砂が気温の上昇で溶け、斜面の土が緩んだため」と分析しています。
完全な通行止めの解除には土砂をとめる仮設の柵が必要となり、設置に1週間程度かかる見通しです。
