2026年1月24日(土)に東武鉄道の『DL大樹とちぎグルメ号』が運行されました。これは2025年9月に運行した『DL大樹で行く栃木の魅力発見グルメツアー』に続く第2弾『DL大樹で巡るいちご王国とご当地グルメ満喫ツアー』を、東武線栃木駅から東武日光駅までディーゼル機関車が牽引するDL大樹に乗り、さまざまなご当地グルメやスイーツ、お酒も満喫できるツアーです。さらに今回は「いちご王国」プロモーションとのコラボレーションもありました。そんな旅の様子をレポートします。

|沿線のご当地グルメやお酒・スイーツが盛りだくさん

DL大樹のスケジュールは、東武線栃木駅を11時52分に発車。新鹿沼駅に12時21分に着いて13時10分発。下今市駅には13時41着で13時55発。終点の東武日光駅には14時18分着です。新鹿沼駅と東武日光駅ではツアー参加者限定の試食や試飲ができました。

1日限定の列車旅『DL大樹とちぎグルメ号』をレポート!東武線沿線の栃木県のご当地名物をお腹いっぱい満喫

▲出発は東武線栃木駅

先頭のディーゼル機関車はDE10形1109号。1971年製造で、青森駅構内での客車や貨車の牽引や入換作業などで活躍していました。カラーはJR北海道が所有していた、DD51形ディーゼル機関車を思わせる青色に金色の帯や流星マークが特長。栃木市のキャラクター “とち介” と、同市に本社を置く『岩下の新生姜』の公式キャラクター “イワシカⓇ” も出発のお見送りに現れ大盛り上がりでした。

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▲鮮やかな青色の12系客車

客車は3両で、真ん中の12系車両は1969年に製造され夜行列車などで活躍。その前後にぶどう色の14系車両を連結しています。今回のグルメ号では座席を向い合わせにしてテーブルを設置。窓のカーテンには懐かしさを感じます。

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▲中央の2号車12系車両は一部が展望席になっています

「音」や「におい」などをダイレクトに感じられるように作られた解放感抜群の展望席。乗客は自由に利用できます。

|ご当地グルメを次から次に堪能する列車旅

『DL大樹とちぎグルメ号』は11時52分に東武線栃木駅を発車。車内には東武宇都宮百貨店が厳選した栃木・鹿沼・日光エリアのご当地グルメやお酒が準備されていました。途中駅からはパンやスイーツも加わって、食べきれないほどの量!残りはお土産にできる嬉しい内容です。

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▲これで1人分。さらにたくさん追加されます!

大豆生田(おおまめうだ)商店の『いも入り焼きそば』や、ちょっ蔵すぎのこの『いもフライ』、もみじ庵『太平山三大名物』、『蔵の街ラガービール』、『板荷茶(緑茶)』、特別純米カップ【大樹ラベル】、『栃木レモン牛乳』など、ご当地グルメを盛りだくさん用意されていました。

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▲もみじ庵『太平山(おおひらさん)三大名物』

栃木市にある太平山といえば、焼き鳥、玉子焼き、だんごがセットになった “太平山三大名物” がことに有名。大きな玉子焼きは優しい甘さが奥深い驚きの逸品。焼き鳥も鶏肉が大きくて甘辛な味わい。このセットだけでも満腹になりそうなほど。さっぱりと飲める『板荷(いたが)茶』は、駅弁とともに売られていたポリ容器で登場。郷愁を感じる演出です。

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▲『蔵の街ラガービール』と、ずっしり重い『いも入りやきそば』

大豆生田(おおまめうだ)商店のジャガイモ入り焼きそばも地元で知られるご当地グルメ。手で持つとズッシリ重い満足サイズですが、それでもお店で出す並より少ないのだとか。甘めのソースでほっこりした味わい。油伝麦酒(あぶでんばくしゅ)の『蔵の街ラガービール』はすっきりキレのある喉越しです。焼きそばや焼き鳥などをおつまみに味わいました。

|駅前で乗客限定イベントを開催

新鹿沼駅では50分ほど停車するので、ツアー参加者は駅の外で栃木グルメの試食や試飲を楽しめます。

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▲新鹿沼駅には12時21分到着

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▲歌を披露する「ベリーブルーム」の3人と『いちごワイン』『かぬまシウマイ』

駅前広場にあるいちごの記念碑の前で、鹿沼市のご当地キャラクター “ベリーちゃん” のテーマソングを「ベリーブルーム」の3人が披露。鹿沼市は崎陽軒の初代社長野並茂吉氏の出身地で、シウマイも有名なのだとか。乗客には『かぬまシウマイ』の岩下新生姜味とニラ味に加え、鹿沼商工会議所が製作した記念カードが提供されました。シウマイは1個40gのビックサイズ。さらにほんのりいちご風味を楽しめる、かぬま里山わいんの『いちごワイン』の試飲もありました。

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▲車内に戻るとさらにスイーツが用意されていました

パティスリー ラ フォセットの『いちご杏仁豆腐』は果肉をたっぷりトッピング。おさらぎファームの『板荷茶(和紅茶)』は口の中をさっぱりリセットしてくれました。さらにお土産として、ベーカリーの有名店ペニーレインの、ブルーベリージャムをたっぷり練り込んだ『ブルーベリーパン』が一斤用意される贅沢さには感動です。

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▲アンジェル洋菓子店『いちごパフェ』

お食事を締めくくるいちごパフェは、揺れる車内でいただくので、崩れやすい飾りは最後に自分でトッピング。そのうえ栃木県産のいちごを数種類使い、自家製のイチゴジャムやマスカルポーネ、ワインゼリーなどを何層にも重ねた多彩な味です。フレッシュないちごの甘酸っぱさも満喫することができました。

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▲ツアーには限定グッズも用意

「いちご王国」プロモーションとのコラボレーション記念乗車証や、SL大樹のロゴをプリントしたイベント限定のトートバッグは、マニアならずとも嬉しいですね。

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▲下今市駅には13時41分着

13時55分の発車までホームに出て記念撮影を楽しめます。最後尾に連結されたディーゼル機関車DE10形1099号は、福知山線などで活躍していた国鉄時代の鮮やかな朱色。下今市駅を過ぎると、日本では一般的に限界とされている25パーミルの急勾配があるため、前の機関車で引き、後ろの機関車で押すプッシュプル運転を行います。駅を出発してしばらくすると押される振動を体感できます。

|終点、東武日光駅ではお土産を購入!

ツアーは2時間半ほどですが、あっという間の楽しいひと時でした。途中の道には大きなカメラを構える鉄道ファンを見かけたり、手を振る親子連れや、踏切待ちでわざわざトラックから降りて手を振ってくれた宅配便のドライバーさんなど、沿線の人々の姿にも感動しました。

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▲東武日光駅には14時18分に到着

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▲いちごの食べくらべ

駅の外では、ツアー特典として出会いの森いちご園と、だいもんいちご園のいちごを、それぞれ1粒づつ試食できます。大粒で甘い「とちあいか」と、甘さと酸味をしっかり楽しめる「とちおとめ」の食べくらべができるのもレア体験です。

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▲駅前でお土産を購入

栃木県産のフレッシュないちごの他に、新鹿沼駅で試飲したかぬま里山わいんの『いちごワイン』なども売っていました。

『DL大樹とちぎグルメ号』は今回2回目の開催で、お腹いっぱいになる大満足のツアーでした。次回の開催があればどんな体験ができるのかとっても楽しみです。ネット情報を忘れずにチェックして、ぜひ参加してみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 問:東武鉄道 https://www.tobu.co.jp/>