【2月22日 CGTN Japanese】中国外交部は、2月17日(2026年の春節<旧正月>初日)から、カナダおよび英国の一般旅券所持者に対し、ビザ免除措置を実施すると発表しました。両国の一般旅券所持者は、商用、観光、親族・友人訪問、交流、トランジット目的で30日以内の滞在であれば、ビザなしで入国が可能となります。措置は2026年12月31日まで適用されます。

ビザ免除は、国家間の緊密な関係や相互信頼、開放的な協力関係の象徴とされています。今回のような一方的なビザ免除は、人的往来のリスク評価などを踏まえたうえで相手国民の入国を認めるもので、主体的な対外開放戦略の一環と位置付けられます。先月にはカナダ、英国の首脳が相次いで中国を訪問しており、対中協力を強化する動きが広がりつつあります。

統計によると、中国はこれまでに50カ国に対しビザ免除措置を実施し、少なくとも29カ国と相互ビザ免除協定を締結しています。また、240時間のトランジットビザ免除制度も拡充し、対象国は55カ国、入国可能な通関地点は65カ所に増えました。

ビザ免除対象国の拡大や出国時の免税還付政策の改善を背景に、「中国旅行」や「中国ショッピング」への関心は高まっています。免税対象商品の販売額はほぼ倍増し、240時間トランジットビザ免除の実施1年間で、ビザ免除による外国人入国者は約3割増加しました。

春節を前に、商務部など9部門は2026年「歓楽春節ショッピングフェスティバル」実施案を発表しました。これにより、飲食、宿泊、交通、観光、買い物、娯楽の6分野で消費喚起を図ります。当局は、春節前後2週間の外国人観光客による航空券予約が前年同期比で約5倍に増加したと予測しており、四川省成都市内のあるホテルでは春節期間中の予約の3分の1を外国人が占めているといいます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News