青森県の宮下宗一郎 知事は19日、青森新時代の新たな挑戦と銘打ち、新年度当初予算案を発表しました。予算の規模は22年ぶりに7500億円を超えました。
【写真を見る】予算規模は22年ぶりに7500億円超 青森県・宮下宗一郎 知事が「青森新時代の新たな挑戦」と銘打ち新年度当初予算案を発表
青森県 宮下宗一郎 知事
「前例をあまり気にせずに、いま必要なこと、そして将来にとって必要なことを躊躇なく実施する。それをスピード感を持ってやるということ」
宮下知事は19日、新年度当初予算案を発表しました。
総額は7514億円で、22年ぶりに7500億円を超えました。国の交付金や施設整備費などが増えたことから今年度から419億円の増額となっています。
一方で、財源不足を補うための基金の取り崩しは10年連続で「ゼロ」とし、収支均衡を継続しています。
予算案で重視しているのは、仕事づくりや地域医療の確保、それに子ども関連政策などです。
主な事業では、高齢者の暮らしやすさへの対策に9億5000万円をあて、2040年に1万2000人が不足すると見込まれる介護人材の確保などに対応します。
また、エネルギーや半導体関連で産業集積に向けた取り組みや関連企業の誘致などに9億5000万円余りを計上しています。
青森県 宮下宗一郎 知事
「いまのまま青森県が進んでいったとしても、人口が減って経済も縮小し、生活の水準が下がっていくシナリオしか見えてこない。そういうところについて、あらゆる分野で転換点をもたらすような事業や政策を実現することが必要」
ほかにも、農林水産業の強化には25億5000万円余りをあてています。
このうち、リンゴ産業では全国で初めて、衛星画像とAIを使って生産状況を調査する実証試験も計画しています。
また、ツキノワグマなど鳥獣被害の対策パッケージには3億1000万円を計上しています。
宮下知事は新年度当初予算案を来週24日に開会する定例県議会へ提案します。
青森テレビ
