鹿児島市で花の出来栄えを競うフラワーコンテストが開かれました。生活に彩りを添える花ですが生産者の担い手不足が課題となっているようです。
鮮やかな色合いで存在感のあるカーネーションに、彩り豊かなスプレーギク。
フラワーコンテストは生産者の技術力や意識を高め、県民に「かごしまの花」を広く知ってもらおうと県が毎年開いています。2026年は、切り花や鉢物など195点が出品。2025年より50点少なくなりました。
生活に彩りを添える花の業界もここ数年、物価の高騰など厳しい環境が続き、農家を離れる人が多いといいます。
(鹿児島花市場・佛淵直亮係長)
「農家をしてもなかなか単価高に戻ってこないこともあり、先行き不安な収入なので跡継者にあとを継いでほしいと踏み切れない現状があると聞く」
会場では生産者が丹精込めて育てた花を審査員が形や花の大きさ、バランスなど一つ一つ丁寧に確認していました。
審査の結果、最高賞の農林水産大臣賞に選ばれたのは枕崎市の桑原俊二さんが出品したスフ゜レーギク、「ホンド」です。葉や花のバランス、葉のつやなどが評価されました。
(県フラワーコンテスト・二川 裕一 審査委員長)
「今回の出品については評価が高く気象の変動が激しい中でも農家の技術が素晴らしいものだと感じている。花の消費が低迷しているが、鹿児島県の花をPRして多くの人に買っていただければ」
入賞した作品60点は、21日からセンテラス天文館で開かれるフラワーフェスタで展示されます。
