
南海電鉄の車両を背に記念撮影に臨む藤井王将(右)と永瀬九段(撮影・西尾 大助、会津 智海、河野 光希、藤山 由理)
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藤井聡太王将(23)=名人を含む6冠=が永瀬拓矢九段(33)を挑戦者に迎える第75期王将戦7番勝負(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞)は16日、和歌山市の「和歌山城ホール」で第4局の前日検分を行い、その後それぞれが取材に応じた。
検分前には南海電鉄「和歌山市駅」にて、同電鉄の観光列車「めでたいでんしゃ」で撮影に臨んだ2人。終点「加太駅」で有名なタイをモチーフにし、内装も外観もカラフル。電車好きで知られる藤井は「対局前に鉄道関連は少ない。私にとってはうれしかったしサプライズ」と話し、興味津々で電車を見つめていた。
特に印象的だったのは内装だといい、「観光に来た人はもちろん、地域の人も楽しめるデザイン。毎日乗っても飽きないと思います」と感想を述べる。「和歌山では『特急くろしお』以外乗れていないので、また機会があったら」とリラックスした表情で語った。
ここまでの成績は藤井1勝、永瀬2勝で、永瀬がリードする展開。第3局は後手の藤井が雁木模様の将棋で工夫を見せたが、永瀬の深い研究が光った。難解な終盤でもノーミスで、永瀬の“完全試合”ともいえる将棋だった。第4局では「めでたい…」を楽しんだ藤井が再びタイに戻すのか、永瀬がタイトル獲得に王手をかけるのか。注目の対局はあす17日午前9時から始まる。
