写真:アフロスポーツ
ブラジル1部コリンチャンスは、2024年に徳島ヴォルティスからDFカカを完全移籍により獲得も、移籍金は1年以上経った今もなお未払い状態。近日中に同選手を放出し、移籍金の一部を回収する見込みだという。
ブラジル『ge』によると、同国1部ECヴィトーリアは買い取り義務付きの期限付き移籍により、カカを獲得することでコリンチャンスと合意。期限付き移籍期間は2026年12月までであり、同選手が2026シーズン全公式戦の60%以上でプレーした場合、数百万ドルの買い取り条項が発動するという。
一方、コリンチャンスはカカの移籍金2,400万レアル(約6億7,000万円)が未払い状態である模様。『ge』は2026年1月の時点で「コリンチャンスは、徳島側と合意していた分割払いの代金を、これまで一度も支払っていない。現在、コリンチャンス経営陣は債務を再交渉(支払いスケジュールの見直しなど)するために、徳島幹部への接触を図っている」と伝えていた。
カカは2023年7月にアトレチコ・パラナエンセへ期限付き移籍。2024年3月にコリンチャンスへ期限付き移籍したが、コリンチャンス加入1年目はブラジル1部リーグでほぼ全試合スタメン出場。主力センターバックとして活躍していた。
2024シーズンに出場時間で一定の条件を満たしたことにより、コリンチャンスにはカカの買い取り義務が発生し、完全移籍へ移行。当時、ブラジル『Meu Timao』の報道によると、2024年8月にカカの出場時間が2200分を超えたため、コリンチャンスは保有権の60%として200万ドル(約3億1,500万円)を支払うことが確定。11月には出場時間が3150分を超えたため、保有権30%として200万ドルを追加で支払うことに。保有権90%の取得で400万ドル(約6億3,000万円)の買い取り義務が発生したという。
この冬の移籍ウィンドウでアトレチコ・パラナエンセへの移籍交渉こそ破談に終わったものの、ECヴィトーリアへ移籍する見込みであるカカ。近日中にメディカルチェックを受けて正式契約を結ぶというが、コリンチャンスとしてはヴィトーリアから得る可能性のある数百万ドルを徳島への返済に充てるといった狙いがあるようだ。
