主催者を代表してあいさつする塩田康一知事

ミャクミャクの白大島とシマ唄を披露した里歩寿さん

ホワイエの「焼酎タワー」。鹿児島本格焼酎には黒糖焼酎の銘柄も

県特産品等「南の宝箱」が東京に集結

出身者らがシマ唄、黒糖焼酎などを堪能

 【東京】「南の宝物・鹿児島」と題する「2025年度鹿児島の夕べ」がこのほど、渋谷区のセルリアンタワー東急ホテル地下2階のボールルームに奄美出身者を含め、約550人を集め盛大に開催された。参加者たちは、日本一の食材を使った料理や黒糖焼酎などを堪能しながら、情報を交換した。

 同イベントは鹿児島県などが主催、招待者らに県が誇る農林水産物や特産品、観光情報を紹介宣伝するもの。その情報を国内外に効果的に発信することを目的にしている。主催者を代表して、塩田康一知事が大島紬で粋に登場。荒茶の生産量や焼酎の蔵元数などの「日本一」を紹介しながら「それぞれの立場で鹿児島の魅力を広めるべく、厳選した南の宝箱を心ゆくまで味わってほしい」と語った。ほか、関東鹿児島県人会連合会・坂元隆也会長が来賓としてあいさつした。

 会場には黒牛、黒豚や菓子類など約30の事業者が出展し自慢の特産品などを並べた。日本一の和牛を使ったステーキコーナーには長蛇の列を形成。奄美からは、油ゾーメン、鶏飯が人気を集めていた。県酒造組合は焼酎ストリートを出展、黒糖焼酎もそろい、炭酸割などが提供された。

 また、本場大島紬協同組合連合会は、大阪・関西万博でも注目されたミャクミャクをデザインした白大島を展示した。会場には多くの奄美群島出身者が駆け付け、「南の宝箱」が集結した「鹿児島の夕べ」を満喫した。

 その後、ウェルカムコンサートでシマ唄を熱唱した里歩寿さんによる六調で興奮のうち閉会。奄美からやって来た60代の女性は「日本一の鹿児島の水産、畜産などを味わっています。とても誇らしいですね」と黒糖焼酎を片手に笑顔で会場を歩き回っていた。

 ホワイエでは「二つの世界自然遺産・屋久島、奄美大島・徳之島」としてポスターやパネルを展示、魅力PRするコーナーなどが設置され、多くの来場者に島の魅力がアピールされた。