
Jリーグのシーズン移行に伴い、ついに開幕した『百年構想リーグ』。(C)SOCCER DIGEST
日本のサッカー界が導入した新ルールが、海外メディアの注目を集めている。アルゼンチン紙『Diario Ole』が「日本サッカーが革命。引き分けに別れを告げる」と題し、この試みを特集した。
同紙が注目したのは、Jリーグがシーズン移行に伴い今季開催している特別大会『Jリーグ百年構想リーグ』で導入された、試合結果から「引き分け」をなくす新ルールだ。90分で同点の場合はPK戦で必ず勝敗を決するというもので、記事ではこのルールを詳しく報じている。
この新規則は2月6日の開幕戦から適用され、国内外で大きな反響を呼んでいると伝えられている。
また、勝点制度の変更点にも言及。90分での勝者は勝点3、敗者は0点だが、PK戦では勝者に2点、敗者に1点が与えられる。これにより、常にいずれかのチームが2点以上の勝点を獲得することになり、攻撃的な試合を促す狙いがあると分析している。
Jリーグ組織委員会の説明として、この変更が大会の競争力と魅力を高め、最後まで勝利を目ざす姿勢を奨励するものであることも紹介された。
大会形式についても触れられており、J1の20クラブが東西2グループに分かれて戦い、その後プレーオフで最終順位を決定する方式は、米国のプロバスケットボールリーグNBAのフォーマットに似ているとも指摘している。
同メディアがこのルールに特に注目する背景には、自国での経験がある。記事では、「新しいものではない。注意が必要なルールだ」として、アルゼンチンサッカー協会(AFA)が1988年に同様の勝点システムを導入したものの、わずか1シーズンで廃止された歴史にも触れている。
日本の試みは、かつて自国で失敗に終わったルールへの再挑戦として、アルゼンチンでも関心を持って見守られているという。スペクタクル性を重視するこの動きが、伝統的なサッカーにおける引き分けの価値に、改めて一石を投じていると記事は結んでいる。
今年2月から6月まで、限定的に開催される特別大会ではあるものの、日本の実験的な試みの行方を、海外メディアも注視している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「信じられない経験をした」F・トーレスが日本時代を回想!「だから1年しか滞在しなかった…
【記事】「韓国は1人だけ、日本はなんと7人」「衝撃だ」25年のU-20アジアベスト11、日本の“1人勝ち”に韓メディアが唖然!
【画像】新垣結衣、有村架純、今田美桜らを抑えて1位に輝いたのは?「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」最新版TOP20を一挙紹介
