
イタリア財務警察は12日、米ハイテク大手アマゾンに対する新たな脱税捜査の一環として、ミラノにある同社の拠点を家宅捜索した。2021年3月にアマゾンのイタリアの物流センターで撮影(2026年 ロイター/Remo Casilli)
[ミラノ 12日 ロイター] – イタリア財務警察は12日、米ハイテク大手アマゾン(AMZN.O), opens new tabに対する新たな脱税捜査の一環として、ミラノにある同社の拠点を家宅捜索した。関係筋2人がロイターに明らかにした。
アマゾンの幹部7人の自宅と監査法人KPMGの事務所も捜索した。
今回はアマゾンが2019年から24年にかけてイタリア国内に非公開の恒久的拠点を有していたかどうか、そしてそれにより同国でより多くの税金を支払うべきだったかどうかを調べる捜査の一環だ。
アマゾンは声明で、ミラノ検察当局の行動は「攻撃的で全く不釣り合い」だと指摘。一方で「複雑な技術的問題の明確化に向け、イタリア税務当局と透明性のある対話」を進めていると述べた。
25年3月に「イタリア歳入当局に対し、当社の活動に対する適切な税務処理の公式確認を求める協力強化申請書を提出した」と説明。その活動は「本日検察当局が捜査対象としたものと同一だ」としている。
同社は「イタリアにおける全ての納税義務を履行する」と表明し、自社がイタリア国内トップ50納税者の一つだと強調。「予測不可能な規制環境、不均衡な罰則、長期化する法的手続きが、イタリアの投資先としての魅力を損ねつつある」と付け加えた。
KPMGはコメントを控えた。
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